猫の里親になろう*里親になるための条件について〈2〉


amayaeguizabal / Pixabay

前回のつづきです。

猫の里親になることを考えている方の参考になりますように。

【ペット飼育可住宅にお住まいの方】
【猫の飼育について、家族の同意を得ている方】

こちらも最低条件になります。
持ち家の一戸建てか、ペット飼育が管理規約で許可されている物件にお住まいの方にしか、猫の譲渡はできません。

家族の同意については、これは必ずお子さんも含めて、同居する全員に確認してください。
↑に書いたとおり、4人に1人がペット嫌い、この中には、糞尿被害にあったなど、理由があることもあれば、特に理由はないけれど、どうしても猫を好きになれない、という人もいます。

また、猫が好きでも動物アレルギーということもあります。
最近のお子さんは、強度のアレルギーを持っていることも多いので、もしお子さんがアレルギー体質でしたら、同意とともに、必ず事前に病院で検査をしてください。

猫を迎えてから、家族が動物アレルギーだったから返したい、引き取ってもらえないなら保健所に連れて行く、という話は残念なことに非常に多いです。
これはもうホントに動物アレルギーだったら、しょうがないことではあるんですが、保護主さんのがっかり感、環境の変化が続くことによる猫のストレスを考えると、事前に避けられるなら避けたい事態です。

必ずご確認をお願いします<(_ _)>

それから、お子さんの場合、本人は大丈夫でも、
仲の良いお友達が強度の動物アレルギーだったりしますと、遊びに来ることはもちろん、教室でいっしょにいることも難しくなることがあります。
そういうこともしっかり話し合っていただければと思います。

Pandora_herself / Pixabay

【猫が病気や怪我をした際、適切な医療ケアを約束してくださる方】

年に一度のワクチン接種の他、猫が怪我をしたり、具合が悪くなったとき、病院に連れて行ってくださいというお願いです。
子猫の場合は不妊手術も含まれます。

悲しいことに、世の中には、「動物に贅沢をさせない」「ペットにはお金をかけない」と言って、ペットが病気になっても、怪我をしても、放置する飼い主がいるのです。

きちんとした里親さんは、どこまで完璧に面倒を見ればいいの!? と思われるかもしれません。

でもペットが病死したにも関わらず、「自然死だった」とうそぶくのような人も本当にいるので(!)
事前に言葉にして確認しておくことが大事なのです。どうぞご理解ください<(_ _)>

【年に1~2度、負担にならない範囲で、写真付きで様子を知らせてくださる方】
【アンケートと誓約書の記入・捺印に同意してくださる方】
【身分証の提示に同意してくださる方】
【携帯電話・携帯メールからの連絡はご遠慮ください。】
【飼育環境の確認もかねて、猫は必ずお届けに上がります。】

このあたりから、しっかりした里親さんに猫を渡したい、という意味合いとともに、ひやかし・里親詐欺の予防も含まれてきます。

里親詐欺について

私自身は、実際の里親詐欺の被害にあったことはないのですが、お金のありそうなところに食いついてくる怪しげな人たちのことは知っています。

ああいう人たちが本気で騙しに来たとき、普通の人間が太刀打ちできるのでしょうか。
私には自信がありません。

ですからハードルを上げて、予防線を張ります。

彼らは、連絡先や氏名などを特定されることを避けますし、尻尾をつかませまいと行動しますから、
・身分証の提示
・自宅への訪問
・誓約書への捺印
を渋る人は、里親詐欺の疑いを持っていいと思います。

・携帯電話でのみの連絡は不可

というのも、里親詐欺を防ぐためには有効だと思います。
ただ、最近は固定電話を引かない人も多く、インフラ的に確かに固定電話にメリットがないなーとわたしも思うので、そういう方の場合は、住所が記載された身分証の提示で代替できるのはないかと思います。

よく知らない人に、ご自分の身分証を見せるのは不安、という方もいらっしゃるかも。
保護主さんの身分証も同時に提示して、お互い確認するようにしてはいかがでしょうか?

ただ、身分証は提示にとどめ、コピーはとられないようにしてくださいね。

また、不安と言えば、お届け時に自宅に訪問されるのが不安という人もいるかもしれません。
私もお見合いのためとはいえ、自宅に知らない人にあがってもらうのは、怖いし、不安なのでよくわかります。

事前にメールでその不安を払拭すべく、やりとりをして、大丈夫そう、と思ってからお見合い日時を設定するわけですが
当日、玄関先でお会いした人が、ちゃんとした人、普通の人だったときの安堵感ははかりしれません。
って大げさかな^^;

でも、だからこそ、一度は実際にお会いしてよく話し合い、信頼できる人かどうか見極めるのが、お互いに大切なことだと思っています。

・年に1~2度、負担にならない範囲で、写真付きで様子を知らせてくださる方

というのも、里親詐欺への予防策です。
虐待目的にしても、転売目的にしても、1年後・2年後の写真を撮って送るなんてことは約束できませんから、後ろ暗い人はなんのかんのと言ってきます。
単に、猫が元気にしているか知りたい、ということではないのですよー。
いえ、様子がわかればものすごく嬉しいですが!!

・保護猫にかかった医療費の負担

を求めるのも、里親詐欺にひっかからないための方策として有効です。

猫を保護し、里親さんを探す、という活動を継続して行っている保護主さんの場合、医療費の負担を求められるケースが多いと思いますが、実際に万単位でお金のかかることでもあります。

↓はわたしがお世話になっている病院の場合ですが
金額のご参考までに。

【野良猫を保護した時に行う基本的な医療ケア】

・検便(寄生虫などの検査のため):1000~1500
・猫ウィルス検査(FIV・FeLV):3000~5000
・ワクチン(3種の場合):3000~5000を2回
※初年は、初回の一ヶ月後にもう一回摂取することが推奨されてます。
・避妊去勢手術:10,000~30,000(入院・麻酔費用などの諸費用含む)
・ノミ・ダニの駆虫:1000~1500
・初診料:500~1000

だいたい平均して20,000~30,000なのではないかと思います(避妊去勢手術代は♂♀、病院ごとに異なります)。

意外と高いので驚く方もいるかもしれませんが、どうぞご理解ください<(_ _)>

…………と長々述べてきましたが、なんでこんなに条件が多いの? という疑問に答えられているでしょうか(;´ρ`)
それぞれの項目の解釈について、間違いや説明不足などありましたら、コメントでガシガシ指摘してくださいね!

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