ジンバブエのワンゲ国立公園で保護されていたはずのライオンが、スポーツハンティングという「趣味」によって殺害されたことは、多くの人に衝撃を与え、野生動物保護について改めて考える切っ掛けになりました。
写真は、アメリカでノンフィクション系の映像コンテンツを制作・放送しているディスカバリーチャンネルが、野生動物保護を訴える同社のコンテンツのプロモーションとして、エンパイアステートビルのファサードに映し出した絶滅危惧種のリアルな映像です。
ウォルター・パルマーによって殺害された雄ライオンのセシルの姿も。
下・動画はこちら。3Hあるので、ご注意。
赤いハートにtyのマークでおなじみ、ぬいぐるみメーカーのty incは、同社のブランド「ビーニーベイビーズ」シリーズにセシルを追加。セシルの売り上げはすべてオックスフォード大学の野生動物保護ユニットに寄付されます。
アメリカで9月から発売予定だそうです。5.99ドルっていうから、日本円で750円くらいかな。
セシルの死によって、スポーツとして、合法的に、ワシントン条約で保護されている動物が狩られているということ。スポーツハンティングというものが、具体的にどのように行われるものかが、浮き彫りにされました。
今後このような「趣味」について、もっとしっかり考えていきたいと思います。
しかし、あんなに卑劣なものの何がスポーツなのかちっともわかりませんね…
転載元:boredpanda